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さまざまな問題についてのコンサルティングと漏水対策、訓練・研究センター設立などのサービス業務に絞り込むことになった。

Ⅵ.ⅶ タイ

1995年:バトム・タニでのBOT

19958月、テムズは、タイのバトム・タニで25年間のBOT契約を獲得した。共同企業体を設立し、20036月時点でテムズが38.6%、タイの建設大手Ch Karnchang28.5%を出資し、さらに地元企業のBerli JuckerThai Capital Riceが加わる。共同企業体の名前はバトム・タニ・ウォーターという。1995年の設立時から同社は問題を抱えてきた。地元当局と約束した122万立方メートルという供給量の半分しか供給できなかったからだ。原因の一つは、鉱物資源局が1997年末から禁止しているにもかかわらず、この地域での違法な井戸水の汲み上げが止まらないことだ(1日約55万立方メートル)。汲み上げを禁止したのは地盤沈下のおそれがあったからだ。バトム・タニ・ウォーターによると、井戸水の値段は水道の半分だが、2000年の1立方メートル3.5バーツから8.5バーツに引き上げられるはずだった。だが、この新価格は20018月まで発効しなかった。繊維や飲料メーカーなどの多数の工場が、水道水では製品の品質が悪くなると苦情をいったからだ。

2001年:2件のBOT

20016月、タイの建設大手Ch Karnchangは、テムズとの合弁企業であるタイ・タップ・ウォーター・サプライ(TWCK)が717,100万バーツ(24,000万ドル)の契約を獲得したと発表した。契約相手はタイ政府の地方水道局で、132,000リットルの浄水プラント、水道主管、貯水場、地方給水管の建設、所有、運営する契約である。バンコク西部のナコーン・パトム、サムット・サコンの40万世帯と工場に水を供給する。契約では2004年から操業開始の予定である。プロジェクトで143名のタイ人が雇用される。

TWCKは、2000年にテムズとCh Karnchangがそれぞれ半額出資して設立した。今回のプロジェクトの費用は23,500万ドルで、国際金融公社(IFC)から5,645万ドルの融資を受けた。建設は3年で完了するとみられる。地方水道局との契約は引き取り保証契約になっており、操業開始5年後から当初より水量を減らし、13億リットルを供給する。

Ⅵ.Ⅷ インドネシア

インドネシア:東ジャカルタのコンセッション契約で問題発生

19982月、テムズの子会社であるテムズ・パム・ジャヤと、フランスのスエズ・オンデオ(前リヨネ・デ・ゾー)の子会社であるパン・リヨネ・ジャヤ(パルジャ)が、それぞれ東ジャカルタと西ジャカルタの2件の水道事業を受託した。ところが期間25年のこの契約は、追放されたスハルト元大統領の息子の支援を受けたものとして批判された。「信頼できる筋によると、契約原文の作成には元大統領に近い実業化が介入した」

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